明度低減できるスプリットンブロック

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スプリットンブロックは「美しい山河を守る災害復旧基本方針」(平成26年3月)で
コンクリート系護岸が露出する場合の基準として示されている法面の明度6以下に全て
適応しています。

国土交通省: 美しい山河を守る災害復旧基本方針、http://www.mlit.go.jp/river/shishin_guideline/bousai/saigai/measures-saigai/index.html
(公社)全国土木コンクリートブロック協会 護岸ブロック明度証明申請、http://www.cba.or.jp/application.html

(公社)全国土木コンクリートブロック協会の護岸ブロック明度証明書を全国の会員で取得しています。
スプリットンブロックでは、3.5~6.0の範囲。また、ポーラススプリットンやアニーヴンでは更に低い値の3.0~4.0の範囲です。

平均明度の範囲 ▲平均明度の範囲
明度測定用写真の撮影 ▲明度測定用写真の撮影

スプリットンブロックは「中小河川に関する河道計画の技術基準」*(1)や「多自然川づくりポイントブック*(2) に示されている護岸の素材「周辺と調和した明度、彩度、テクスチャー」に適応しています。

いま川づくりに求められているのは周辺環境の景観にとけこむ、環境に配慮した「多自然川づくり」です。 スプリットンブロックは割りブロックのため、自然素材に近い明度、彩度とテクスチャーを持っています。 また、骨材の露出により質感が自然と調和しています。
時間の経過によるエイジング効果で更によい風合いとなり、日本の風景に溶けこみます。

*(1)国土交通省:多自然川づくりhttp://www.mlit.go.jp/river/kankyo/main/kankyou/tashizen/
*(2)多自然川作りポイントブックhttp://www.japanriver.or.jp/publish/book/tashizen_3.htm

明度低減できるスプリットンプロック例1 ▲上段の滑面ブロックに比べて下段のスプリットンブロックは明度が低いため、景観に馴染んでいる。
明度低減できるスプリットンプロック例2 ▲スプリットンブロックが明度低減しているため、水と土と緑、遠くの森の色と一体化している。

ブロック単体での明度・彩度の評価

ブロック単体での、明度と彩度も測定しました。(目地を含まないため、評価方法としてはより厳しい条件)スプリットンブロックは割りブロックなので、自然素材に近いテクスチャーと、自然な陰影が表面に生まれます。
このため左図に示した通り、森林や草木と同じレベルの明度と彩度であることが分かりました。このことからもスプリットンブロックは、施工直後からも周囲の景観に良く馴染むことが確認されました。

明度と彩度表

明度計測の様子 ▲明度計測の様子

周辺環境と調和の取れた明度・色彩を実現

デジタル画像色解析ソフトを使用して、スプリットンブロックと目地コンクリートならびに周辺環境との調和性について明度低減に関する 定量的評価を行いました。このシステムを利用することで各部の色の種類および割合、L・a・b値などが瞬間に数値化でき、色立体による色分布により、 色のまとまり・ばらつき等が明確に認識できます。

※デジタル画像色解析システム「Feelimage Analyzer」 写真や画像に含まれる色彩を数値的に解析し、色空間・色立体上に配置し、傾向を理解するためのソフト。

施工事例

事例

▲ブロックも天端コンクリート部分も共に
明度が高く、全体の景観から浮いている。

RGBスケール

事例

▲暗めの色もあるものの、白色が強く出ていて、
色彩に偏りがあることを示している。。

マンセル表色系

事例

▲明度が、非常に高いことを示している。

事例

▲ブロックも天端コンクリート部分も明度
が低く、景観になじんでいる。

RGBスケール

事例

▲突出した色がなく、全体がまとまっている。

マンセル表色系

事例

▲明度も抑えられ、分布も小さくまとまっている。


明度の高い滑面ブロックをスプリットンブロックに変えることで、明度・彩度の幅が狭まり、景観全体の色彩もまとまりが生まれ、周辺環境と調和した景観となることが確認されました。

※現場打設コンクリートの明度低減

これまでの施工現場を調査したところ、小口止めや天端コンクリートなど、現場で打設するコンクリートの明度が高いことにより、 景観の調和が損なわれるという課題がわかりました。
そこでスプリットン工業会では、顔料の添加により明度を下げる工夫や、ハツリ加工などで表面の素材感(テクスチャー)を合わせるなどの取り組みを積極的に行っています。

▲現場打設コンクリートの評価試験

実際の全国の施工現場をごらんください。 小さなサムネールをクリックすると、大きく表示されます。

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