積みブロックとは?
・主として道路、河川、宅地造成などに用いられ、JIS A 5371「プレキャスト無筋コンクリート製品」附属書4ブロック式擁壁(附属書4)に規定されている。
・天然の積み石(間知石)に代わる資材として開発され、一般に「間知ブロック」と呼ばれている。
・四角すい体の頂部を切り落とした形状で、面(めん)、合端(あいば)、控(ひかえ)及び控尻(ひかえじり)から成るものである。
ブロックの積み方の種類
*他にも曲線積みなどがあります。
積みブロックの標準工法
■天端コンクリート
天端コンクリートは厚さ5~10cm程度とする■基礎
基礎は栗石・砕石やコンクリートなどを10~20cmに敷き均した基礎材の上に基礎コンクリートを設置する■裏込め材
裏込め材は裏面の水を外面に排出し、ブロック積み擁壁にかかる水圧を減じるとともに、ブロック積み擁壁に作用する荷重を分散させることによって擁壁背後の圧力の増大を防ぐために設ける。■裏込めコンクリート
必要に応じて設けるが、ブロック積み擁壁と一体化するように背面に設け、原則として等厚とする。■胴込めコンクリート
胴込めコンクリートの有無によって、練積、空積に分類させる。空積の場合はコンクリートの代わりに砕石や土砂を充填